ブルーマールのチワワとプードル
プードルには珍しいブルーマールです。
プードルにもブルーマールがいるなんてびっくり!
日本ではまだ認定はされていないみたいですが?アメリカから入っている特殊なカラーみたいです。
ブルーマールはコリー犬、シェルテー、またダックスフントではシルバーダップルと言われている毛色です。
ブルーマールは、黒色を薄める希釈遺伝子の作用により出現します。
コリーのセーブル(茶色)ダックスのレッドに交配した場合、セーブルマール、レッドダップルが出たりします。
子犬時は茶色の毛色に黒っぽい毛が、まだらに入っていますが、成長するとその斑が無くなり、普通のセーブル、レッドと全く見分けが付かなくなる事があります。
セーブルマールやレッドダップルに、トライやブラックタンを交配すると、産まれた子犬にブルーマールやシルバーダップルが出たりします。
そうした場合、親犬が普通のセーブルやレッドではなく、マール因子を持ったセーブルマール、レッドダップルである事が解ります。コリー種やチワワやダックスフントのマールには必ずブラックを掛け合わせるのが基本です。
またはチョコレートでも大丈夫です。
しかし、レッド系やクリーム、ホワイト等と組み合わせると、退色、退化による弊害が発生しやすくなります。(例として、目、耳、心臓、内蔵、皮膚疾患等)
プードルにマール因子が入る事について、やや心配な事もあります。私の独断ですが、マールのプードルにはブラックを掛け合わせる事が理想ではないのでしょうか?
マール因子と言うのは取り扱いに慎重を要する遺伝子です。マール因子が不用意に拡散しないように願うばかりです。
マダム辻岡
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